2013年11月10日日曜日

チューリッヒ郊外の城、キーブルク城

もう先週の土曜日のお話ですが、チューリッヒ郊外にあるお城、キーブルク城に行ってきました。

この日の前日の夕方、ウスターに用事があったので、ゾーンアップグレード切符を買ったのですが、翌日の土曜日もまだ有効期限が続いていたので、それならば、とキーブルク城に行ってみよう、ということになりました。

キーブルク城は、Kyburg museumとして公開されていて、夏シーズンは月曜日以外は開館していましたが、11月からの冬期間は、土日のみの公開です。
チューリッヒとヴィンタートゥールの間にあるEffretikon駅から、655番バスに乗り、その終点にキーブルク城はあります。oerlikonからは、S2で行くと40分ほどで着きますが、655番バスが1時間に1本しかないので、スケジューリングには注意が必要です。
この日、Effretikon駅からの乗客は、途中でどんどん降りて行き、結局、終点まで乗ってたのは、私たちだけでした。

キーブルク城の周りは、丘の上にある小さな集落で、レストランが一軒だけありましたが、他にお店らしいお店はありません。ちょっとさびしいところです。

持参したサンドイッチをお城の前の広場で食べていると、城の見学客がぽちぽち来ていました。みなさん、車で来ているのかと思われます。

城への入場料は9フラン。リュックサック等は、受付に預けます。城の中は階段があり、ベビーカーでの見学はできませんので、入口に置いておきました。
手前の広場から見た、キーブルク城

城の中は、キーブルク城にまつわる様々な展示品がおいてあり、英語の解説もあるので、それを読んでいると、かなり楽しめます。塔の上からは、ヴィンタートゥールの街並みが見られたりして、結局、2時間近く楽しんできました。

キーブルク城の中庭
お城のホームページ(http://www.schlosskyburg.ch/)を見てみると、毎月第一日曜日の11時から、公開のガイドツアーが開催されているようです。ですが、この情報はドイツ語のページにのみ記載されていて、英語のページには何ら記載されていないことから、おそらくドイツ語のガイドだけなのでしょう。

チューリッヒからそんなに離れていないので、天気のいい日にちょっと雰囲気を味わいに来てみるといいのではないでしょうか?

waldshutの街

すっかり更新が滞ってしまってます。すみません…

先週は、娘が体調を少し崩したようで、咳が時々出たり、金曜の晩はオレンジジュースを飲みすぎて、少し吐いたりしてしまいました。

なので、今週末の遠出は見送って、娘の様子を見ていよう、と思っていたのですが、土曜日の朝、娘は意外に元気な様子でした。天気も良さそうだったので、そこそこ近場なら出かけられるだろう、と思い、badenとwaldshutまで出かけてみることにしました。

スイスは物価が高いので、チューリッヒに住む人がはドイツに買い出しに行くことがよく話題になるのですが、たいていはコンスタンツというドイツの街に行くようです。高速道路が直結しているので、車だと40分ほどで行けてしまうそうです。

ですが、鉄道で行くとなると少し距離が離れているので、中央駅から1時間半ほどかかり、交通費は31フランかかってしまいます。
もう少し近い街はないのかと地図を見てみると、badenの北にwaldshutという街をみつけました。google mapで、スーパーlidlがあることもわかったので、badenを見学がてら行ってみることにしました。我が家の最寄り駅、 zurich affolternからは、Sバーンを乗り継いで1時間ほどで着きます。

最初はbadenを見学して、その後waldshutで帰りの買い物をしようか、と思っていたのですが、娘の様子をみながら出かけたら、ちょうどお昼の時間になっていたので、先に waldshutへ行きお昼を食べることにしました。そのほうが安そうですし。

badenでS27に乗り、waldshut行きでそのまま行くか、一駅手前のkoblenzで乗り換えると到着です。
koblenzを出てしばらくすると、電車はライン川を渡ります。並行してかかっている車の橋のスイス側には国境の検問所があり、車の列が続いてます。ですが、電車では何らチェックもなく、ドイツの街waldshutに到着です。
ライン川。左側がスイスの検問所。

スイスからの電車は、waldshutの5番線に到着で行き止まり。よく見ると、ドイツ鉄道のほうは電化されていません。
waldshutの駅。東側から。ディーゼルカーが丸っこくてかわいいです。

waldshutは、駅の西側が街の中心で、東側は スーパーlidlをはじめ、いくつかの大型店が並んでいます。まずは、街のほうを見学しました。

地下道にinformaionがある旨の案内があったのですが、残念ながら、見つかりませんでした。少しだけ街を回ると、少し大きめの本屋と、タイ料理レストラン、チャイナレストラン、そして、アジア系のレストランがあり、そこでお昼をとることにしました。ランチメニューは、みんな10ユーロ以下。スイスではありえません。そこで、焼きそばと寿司セットを食べました。
スイスでは高すぎた寿司だけど、ここなら大丈夫

そして、駅の東側のショッピングゾーンを一通り見てきました。reweというスーパー、同じくスーパーlidl、カフェ、バーガーキング、少し離れて、衣料品店、靴屋、ドラッグストアのモールがありました。他、reweにはchina wokの飲食コーナー、バーガーキングの裏にはステーキハウス、モールの上にはsubway もあったようです。

お店を一通り見て買い物をしてたら、あっという間に暗くなってしまったので、結局badenの見学はまた後日、ということにして、バーガーキングで夕食をすませてしまいました。

最後に、ドイツでの買い物にはtax refundを受けられる、という話を聞いていました。スーパーのレジでtax refundの書類をもらい、その書類に駅の受付所でスタンプを押してもらうと、次回の買物でtax分の値段が差し引かれる、という仕組みです。

ですが、我々はtax refundの手続きができませんでした。どうやら、スイスの滞在パーミットが「B」か「C」なら可能だけど、我々のパーミット「L」ではだめだということです。理由はよくわかりません。まあ、税込み値段でも十分安いので、満足ですが。

コンスタンツと比べると、街は小さく、食料品だけを買いに行くのなら、スーパーが2つあって楽しいですが、それ以外のものを買おうとすると、ちょっと物足りなさがありましたね。
交通費は往復で23フラン(halb tax)で多少安いくらいなので、スーパーの食料品以外の買物も楽しみたかったら、やはりコンスタンツのほうが街が大きくて楽しいのかと思います。