12月になり、いたるところでクリスマスマーケットが開かれるようになりましたが、
昨日は、地球の歩き方によれば中央スイス最大のクリスマスマーケットが開かれているという、アインジーデルン(Einsiedeln)に行ってきました。
アインジーデルンでクリスマスマーケットが開かれるのは、9日間だけで、今年は、11/30(土)~12/8(日)の9日間です。
チューリッヒ中央駅からは、S2またはクール(Chur)方面のIRに乗り、途中のWÄDENSWILでS13に乗り換えて、1時間ほどで到着です。S13に乗り換えると、電車はぐんぐん標高を上げていき、チューリッヒ湖の眺めがとても綺麗でした。
チューリッヒ中央駅からアインジーデルンまで普通に買うと、Z-Passで9ゾーン分の20.8(1/2,往復)かかりますが、今回はまず、チューリッヒ交通局(ZVV)の9'oclock-passを12.5フラン(1/2)を買いました。これで、アインジーデルンから2つ前のSchindellegi-Feusisberg駅まで行けます。残りの2駅分は、オンラインチケットで買っておきました。これだと、あわせて18.5フランで、少しお得になります。しかも、帰りに寄り道ができます。(多分、これで正しい買い方だと思うのですが、結果的にこの日は検札を受けてないので、確認はとれてません)
この日のアインジーデルンは見事な快晴。駅に着いたのは11時ちょっと前なのですが、太陽の高度が低いので、とても眩しかったです。スイスは冬でもサングラスが必要ですね。
駅前から修道院に続く通りにクリスマスマーケットのお店が並んでます。入口のほうにあるお店で早速グリューワインを入手。飲みながら、お店の散策をしました。このお店は5フランでしたが、実は、マーケットを進むと4.5フランのお店が、修道院前には4フラン、修道院近くのワッフルを売っているお店では3.5フランで売ってました。
長い通りを抜けると、その先に大修道院があります。この日は青空がとても綺麗で、雪化粧をまとっていた修道院がとても映えてました。
修道院内部の装飾もとても綺麗です。スイスでは、多くの教会、修道院を見てきましたが、この修道院は間違いなくおすすめできる一つです。内部は撮影禁止なので、お見せすることができず、残念ですが。
じっくり中を眺めていたかったのですが、娘がすぐに「外、出るー」と言いだしてしまったので、早々と出る羽目になりました。娘はどうも、教会等の雰囲気が苦手のようです。
そして、少し他にも観光を、ということで、DIORAMA Museumを見学してきました。入場料は5フラン。中には、真っ暗な大きい一部屋に、文字通り人形の大きいジオラマが展示され、ドイツ語をはじめ、英語やイタリア語の解説が聞けます。ただ、たった一部屋だけの展示なので、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
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DIORAMAの展示の一部 |
さらに近くには、PANORAMAという施設もあります。こちらは6フラン。似たような施設に思えたので、私たちは入りませんでした。
そして、再び修道院のほうに戻って、再びグリューワインを飲みながら、帰りのマーケットを散策してきました。午後は、来る人と帰る人で、かなりごったがえしてました。
このまま、アインジーデルンから直接電車で帰ることもできますが、この日は、天気も良かったので、チューリッヒ湖の船に乗って帰ることにしました。
15:30にアインジーデルンを出発し、S13の終点WÄDENSWIL駅に着くと、船乗り場はちょうど駅のすぐ前。10分ほどで、船がやってきました。冬は16:06発の便だけだったので、うまくタイミングをあわせて乗ることができてよかったです。ここで、最初に買っておいた9'oclock-passが有効に使えました。
この船は、チューリッヒ湖のショートトリップで使われる船よりも豪華で、1等船室もあり、中にはエレベータまであります。こんな船に普通のゾーン券で乗れるのは便利ですね。
夕陽に染まる山々を眺めながら、ゆっくりと帰宅しました。
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チューリッヒに着いた船 |
船を降りたらもうすっかり暗くなっていたので、帰宅途中の乗り換えで降りたParadeplatzの周りが、イルミネーションやクリスマスツリーで、とても綺麗でした。
今回のアインジーデルンは、天候がとても良くて気持ちよかったです。ですが、標高が900m近い高さなので、寒さが少し厳しかったです。防寒対策は忘れずに。