2013年7月31日水曜日

子育て中の洗濯は大変

チューリッヒで私たちが住んでいるのは、(日本で言う)9階建てのアパートで、32世帯住んでいるが、洗濯機は各戸にはなく、1階に共同のものが3台あるだけである。これが子育てには、ちょっと不便です。

日本で子供が熱を出した時、一日家で面倒を見てたことがあったけど、その合間に家で洗濯をすることは、簡単ですよね。

でも今は、昼間妻が仕事にでかけている間に洗濯をしようとすると、そのために娘を一緒に連れて行かないといけません。同じ建物内とはいえ、一人にしておくと心配な年ですから。なので、毎回、子供を連れていくはめになります。しかも、洗濯物の投入、洗濯機から乾燥機への入れ替え、乾燥機からの取り出しと3回行かなければなりません。乾燥機への入れ替えは、娘も楽しんで手伝ってくれるので、まだよいのですが…

自分専用の洗濯日が2週間に1回だけあるので、その日はまだ余裕なのですが、フリーの洗濯機を使うときは、後の人が来るので、時間を見て取りにいかなくてはならず、大変です。娘が寝てしまっているときは、抱っこひもでだっこして取りにいくこともありました。
洗濯ができる時間も、朝の8時から夜8時までと決まっているうえ、日曜は使用禁止なので、妻が家にいるときに洗濯するのも、難しいのです。

スイスでは多くの住宅が洗濯機は共同のようですが、こればかりは、日本のように小さくてもいいから、専用の洗濯機が欲しいと思いました。

2013年7月29日月曜日

チューリッヒ市内の移動は、もっぱらバス・トラムで

チューリッヒ市内の交通は、ゾーン制を採用しており、ゾーン内の乗り物は、バス(トロリーバス)、トラム、Sバーン(スイス国鉄(SBB)),私鉄のどれでも乗ることができます。
また、日本の「乗換案内」のような検索アプリが公式にリリースされているので、どの路線に乗ってどこで乗り換えるかがすぐにわかり、大変便利です。

そんなチューリッヒ市内で、子供をベビーカーで連れていくときは、もっぱらバスやトラムを使うようになりました。

普通の鉄道はどうしても長いホームを越えなくてはならず、スロープやリフト(エレベーター)はあるものの、長いホームではかなり迂回することが多いです。

でも、バスやトラムなら、道路を横断するだけですぐ乗り場につけるので、ベビーカーでも簡単に乗り場に行けます。そして、バスの多くがノンステップの新型車両なので乗り降りが簡単です。
日本の都バスのように前から乗る必要がなく、後ろ側のベビーカー、車いす用の広いドアから楽に乗れるし、車内スペースもベビーカーが2、3台楽に入れます。

しかも、多くの路線は日中7~8分に1本の割合でバスやトラムが来るから、あまり待つこともなく、接続も便利です。


東京ではあまりバスを使っていなかった私ですが、チューリッヒでは年間定期を買い、毎日のようにバス+トラムで、お出かけ、買い物をしています。

ただ、一部のトロリーバスやトラムは、階段しかない旧型の車両が来ることもあり、乗り降りでベビーカーを持ち上げるのが少し大変です。でも、スイスには親切な人が多く、たいてい誰かしら手伝ってくれます。良い国です。


2013年7月7日日曜日

チューリッヒ、初めての週末

チューリッヒに来て、初めての週末です。
妻も大学に行かないので、家族3人でお出かけ。
土曜日は、まずはチューリッヒ湖に向かいました。
今週末は、Züri Fäschtというお祭りが開催されているようですが、
午前中に行ってみると、いろんなイベントを開催するような場所は見られたのですが、
まだ時間が早く、イベントもなく、人込みはまばら。
そんな中でも、移動遊園地らしきものがちらほら見られて、
教会の前に観覧車が鎮座しているのは、迫力がありました。


そのあとは、デパートで昼食を取り、aldiというスーパーで週末の食材を買いこんで帰ってきました。

翌日日曜は、初めてチューリッヒの外に出て、シャフハウゼン(Shaffhausen)という街に出かけました。日曜なので、cafe以外の店は閉まってて、街中はのんびり。お城の上に登って、自宅から持参したサンドイッチを食べながら、のんびり過ごしました。

午後は、ラインの滝に。落差は小さいものの、十分迫力のある滝でした。滝の真ん中にある岩に登るクルーズもあるようで、たくさんの人が登ってました。街中は静かでしたが、このラインの滝周辺は、観光客でいっぱいです。しかし、観光客にインド系の人が多いのは、どういう理由なのかわかりません。


滝でのんびりした後、帰宅。今日はスーパーが休みなので買い物はできず、荷物が少なく帰れたのは、初めて?

今日は娘の鼻の調子が悪いので山は控えましたが、いずれアルプスのほうにも近づくでしょう。

2013年7月5日金曜日

スイスでの自炊生活

1年間チューリッヒに滞在するのだから、食事は自炊がメインとならざるを得ない。1週間の旅行ならともかく、チューリッヒで外食をすると、かなり高いので。

到着日を含めたこれまでの4日間、食事はこんな感じでした。

到着初日は、空港内のmigros(スーパー)で、すぐに食べられる、パン、チーズ、ハム、コーン、野菜サラダを買って、家で食べた。この日は機内食を2回食べて来てるので、そんなにはおなかはすいてなく、これで十分だった。

翌朝も同じもの。そして昼食は、家の近くのイタリアンレストランで食事を取ったが、ピザとパスタと水で、42スイスフラン(約4500円)。1ユーロ=160円だった、イタリア新婚旅行時代を思い出すような水準だ。
帰りにmigrosで買い物をして、その日の夕食は、前日に買った水餃子みたいなものをゆでてみたが、ソースがなく、味気のないものになってしまった。

3日目は、前日買ったシリアルと、ゆで卵。
妻はこの日から大学なので、お昼は、coopで買ったトマトリゾットを、娘と二人で食べた。
夕食は、ジャガイモとニンジンと玉ねぎで煮物を作ってみた。醤油と砂糖はあったが、日本酒がないことに気づく。後、ジャガイモもメークインに近いものなので、なかなか柔らかくならなかったが、なんとかそれらしき煮物になった。それと、coopで買った焼き鳥みたいなものを焼いて、後は、キュウリをスライスして、他は残りものを処分した。
 
4日目の朝は、目玉焼きを作り、シリアルと牛乳、前日にcoopで買った黒パンと、チーズとハムの組み合わせ。
お昼は、ビタミンライスを鍋で煮て、前日の肉じゃがを子どもカレーで煮込み、カレーライスを娘の昼食に。私は、娘のカレーライスを少しご相伴して、後は、パンの残りとチーズ、ハムの残りで適当に食べた。
夕食は、スーパーのdenerで買った、ビーフハンバーグを焼いて、バジリコソースをかけた。それに、きゅうりとレタスを添えて、パンと昼炊いたライスを添える。

徐々に台所の感覚を身につけながら料理しているが、最初は電熱式のコンロの火加減になかなかなれない。これまでガスだったので、加熱の遅さと余熱がいつまでも残る感覚をうまくつかいこなさなくてはならない。
後は調味料がまだそろっていない。砂糖、塩、油を買ったが、酢、胡椒、料理酒等、まだまだ必要だと思うものはいっぱいありそうだ。

2013年7月1日月曜日

ついに、チューリッヒ生活が始まる

ついに、チューリッヒ生活が始まりました。

成田から、預ける荷物が5個+ベビーカー、機内持ち込み3個+2歳の娘と、大量の荷物を引っ提げて、チューリッヒ空港に到着しました。
荷物をカートに載せ、まずは通信手段の確保のため、airport shopのswisscomのショップへ。
ところが、swisscomショップに行くと、
「今日はプリペイドsimがない。でも、向かいのpostで売っている。」と
向かいのpostは、郵便局というより、雑貨屋のような感じ。
そこで順番を待って、窓口へ。swisscomのプリペイドsimを2枚欲しいと頼むと、
パスポートの提示と、紙を渡され住所を書くように求められ、
インターネットをするか、と聞かれた。
その後、パスポート情報をカードに登録して、完了。
値段は、1枚19,9chf。カードは使えず現金のみとのこと。
simカードは、標準サイズでもマイクロサイズに切り取っても使用可能。
カードの電話番号と、PINの書いてある用紙と一緒に受け取る。

simを受け取った後、日本で準備したsimフリーカードに差し込み、
PINを入力すると、登録完了のSMSが届く。
さらにその後、data package 100MBがフリーで使えるとの通知も来た。

通信手段を確保した後は、migrosに一晩の食料の買い物。
食料品は、やはり若干高いかな、という感じ。
それよりも、おむつがやはりかなり高いそうで、
早く娘のおむつが取れてくれることを、期待するしかないか。

本当は、さらにトラベルカードなどを買おう、という計画だったが、
もうかなり疲れてきたので、タクシーで住まいに。
タクシー代は、63.8CHF。まあ、あれだけの荷物と一緒の移動であれば、
そんなものか、と。

妻が、住居の世話をした大学の関係者と話をして、
荷物を何とか部屋内に運び込み、
ネットの設定をしたところで、
時差ボケの限界がきました。

今日はこんなところですが、
それにしても、今8時なのに、まだ普通に明るい。
日本だと4時くらいの感じだ。
時差ボケが解消されても、時間間隔は当面狂いそうです。