2013年10月8日火曜日

2度目の、ラインの滝

先週の水曜から、母と兄のお嫁さんが、娘に会いにチューリッヒにやってきてくれました。

二人とも、日本での用事があるため、滞在期間が短いのですが、その滞在期間中は運の悪いこと(それとも季節的に普通のことなのでしょうか?)、ずっとどんよりとした天気が続き、ちょっと残念な状況でした。

土曜まではチューリッヒの街を中心に回っていたのですが、日曜日の街中はお店が閉まってさびしいので、この日は、チューリッヒから手軽に行ける観光地、ラインの滝に行ってきました。

私と妻と娘は、チューリッヒに来て最初の日曜日に行ってたのですが、今回は、妻が仕事で不在であり、また、義父母もまだ行っていないので行きたい、ということだったので、総勢6人で出かけてきました。

待ち合わせのZürich Oerlikon駅は、ホーム拡張工事が続いているのですが、その工事の一環で、いつも使っていた通路が閉鎖状態で、遠回りを強いられる構造となり、さらに使いにくくなってました。チューリッヒに来て以来、工事には悩まされます。
ここから急行(Regio Express)で30分ほどで、Schaffhausenの駅に到着。駅前から1番のバスでラインの滝へ、向かいます。バスの時刻表を見ると、夏の時期よりも本数が少なかったです。やはり、もう観光シーズンが終わってきているのでしょうか?

1番バスで7、8分ほどのNeuhauzen zentrumとういバス停で降り、案内どおりに進んで、坂を下って行った先に、ラインの滝が見えます。日曜なので、バス停周辺の街中は寂しかったのですが、滝周辺にたどり着くと、観光客が集まっていました。

ラインの滝は、ライン川にある唯一の滝です。滝としての落差はそれほどではないのですが、川幅の広さのまま滝になっているので、滝としてはかなり広いもので、そのため、水量がかなりあり、豪快な音をたてているので、迫力は十分です。

7月の時と比べ、水量にあまり変わりはないと感じましたが、写真で比べてみると、やはり少し少なくなっていますね。
7月のラインの滝
10月のラインの滝。川底の露出部分が増えてます

バス停から歩いて行くと、ちょうど滝の落下場所の横に来るのですが、今回はそこから、下流のほうに移動して、川岸にあるレストランで昼食を取りました。ちょうど滝が正面から眺められるレストランなのですが、窓際の席は予約でいっぱいで、ちょっと奥まった席となってましたが、滝は十分に眺められました。

昼食を取っている間に少し天気が回復し、日射しが出てきました。そこで、今回は船に乗って、ラインの滝の真ん中にある岩を目指すことにしました。
岩に行く船は、一人8フラン。乗船の条件を示すアイコンが示されていますが、バギーカー不可、抱っこ不可、身長1.25m以上という条件があり、当然ながら、娘を連れていくことはできません。
娘は義母が預かってくれることになったので、残り4名で岩に向かいました。
岩場にある注意書き。残念ながら小さい子供は無理です

岩まではボートで向かいます。滝の直前でかなりあおられますが、降り場のところは先端を木にのりあげさせて固定しているので、船尾は揺れますが、乗り降りは思ったよりスムーズに乗ることができました。
そして、岩の頂上に登る階段があります。結構、急な階段で最後のほうがきつく、意外に足にきます。岩の頂上から眺める滝の景色は、滝の豪快さを身近に感じられました。
この岩場の上に登りました
 
後、今回は行きませんでしたが、この船着き場からは、対岸のお城の麓に行き、対岸のほうから滝を見学して戻ってくるコースもあり、こちらは往復7.5フランでした。こちらは、上記のような制限がないので、子供連れでも行けそうです。
対岸のお城
 なお、このお城のすぐ近くに、Schloss Laufen am Rheinfallという駅があり、チューリッヒからWinterthur(ヴィンタートゥール)を経由して行けます。各駅なので時間がかかりますが、ZVV(チューリッヒ交通)の圏内なので、9'clockパス(25フラン、半額12.5フラン)が使えるので、シャフハウゼンに行く(43.6フラン、半額21.8フラン)よりお得に行けますが、シャフハウゼンの街は範囲外です。

このラインの滝の船は、10月いっぱいで終わりで、11月~4月は予約のみのようです。ここにも、観光シーズンの終わりが、訪れてます。



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