また、SBBでは、シヨン城までの往復切符とシヨン城の入場料とのセット券が売られています。自動販売機でも購入できるので、それを使いました。
モントルーまでの列車は、湖畔すれすれのところを走っているので、レマン湖の眺めがとてもきれいに見えます。列車の両側には、ブドウ畑が広がっています。
途中のVevey(ヴェヴェイ)という街は、ネスレの本社がある街です。
車内から、ネスレ本社 |
シヨン城の最寄り駅VEYTAUX-CHILLON(ベトゥーシヨン)に到着し、海側の歩道を歩くと、湖に浮かぶシヨン城が見えてきました。入口までは10分程度です。
湖に浮かぶシヨン城 |
シヨン城に入り、荷物とベビーカーをロッカーに預けて、城内を散策です。この日は中国人の団体客が、とても多かったです。
最初に、地下の牢獄や処刑場など、何となくしめった空間から見学し、その後徐々に上に登って、宴会場や寝室等多くの部屋を回り、最後に城の一番高い塔に登ります。部屋と部屋とが入り組んでいて、RPGのダンジョンみたいで面白かったです。娘も、地下室などは怖がりましたが、城内を楽しそうに回ってました。
シヨン城は、おおむね2時間ほど見学して、再びローザンヌに戻りました。
ローザンヌでまだ時間があったので、ノートルダム大聖堂に向かいました。
大聖堂までは、スイス唯一のメトロ(地下鉄)で移動したのですが、ローザンヌ駅の地下鉄のホームが、まるでケーブルカーの乗り場のように傾斜していて、びっくりです。
柱とホームの角度に注目 |
12%って、かなりの傾斜ですよ |
メトロで二駅乗り、賑やかな街中を通り過ぎ、坂道を登っていったところに、ノートルダム大聖堂はありました。地球の歩き方によれば「スイスで一番綺麗な大聖堂」だそうで、たしかにその迫力は十分でした。
大聖堂の塔 |
大聖堂前の広場からの眺めも綺麗ですが、せっかくなので、大聖堂の塔にも登ることにしました。入場料はここも4フラン。塔の入場料は、全スイス共通なのでしょうか? 240段近くの階段を上って眺めるレマン湖とローザンヌ市街は、一見の価値ありだと思います。
ローザンヌからチューリッヒまでの帰りのICは特にトラブルも無く、無事チューリッヒに着きました。初めてのフランス語圏の旅でしたが、レマン湖とシヨン城が、特に良かったです。また、機会があったら、ジュネーブの国連に再チャレンジしたいです。