私達夫婦の職場と関連の強い国際機関もそこにあり、現在、私の職場の同期が赴任中でもあったので、その彼に連絡を取って、ジュネーブに行ってきました。
しかしいきなりSBBのトラブルに巻き込まれることになり… 今回はそのお話。
9:32チューリッヒ中央駅発の列車は、例によってプレイルーム付きの車両。この日は平日なので他に子供は一組だけとすいてます。このまま娘を遊ばせながら、ジュネーブには12:15に到着する予定でした。
ドイツ語圏とフランス語圏の境界の駅、フリブール/フライブルクを過ぎて、ローザンヌに向かっているところ、列車は突然、急停車しました。
ドイツ語圏、フランス語圏の境界駅、Fribourg/Freiburg。ここまでは順調だったのですが… |
しばらくして車内アナウンスが流れたのですが、ドイツ語とフランス語のみ。さて何が起こっているのか? と思っていると、もう一人遊んでいた子供のお父さんが、私達に英語でアナウンスの内容を教えてくれました。大変ありがたいことです。アナウンスでは、停車の理由は言わなかったけどすぐに発車する、とのことで、実際数分後に列車は動き出しました。
ところが、全然スピードが上がる様子がなく、ノロノロ走っているうちに再び停車。車両トラブルがあったとのアナウンスがあリました。どうやら電気機関車が故障したようです。
その後どうなるかはまだ不明で、しばらく止まっているうちに、隣の線路を30分後の列車が我々を追い抜いてしまいました。
ヨーロッパの複線は、システム的には単線並列であることが多く、その場合、渡り線さえあれば列車は右側も左側も通行できます。なので、後続の電車が横付けして、そちらに乗り換えるようなことも期待していたのですが、どうやら後続の列車のダイヤが優先されたようで、我々は置いてきぼりにされてしまいました。
結局、近くの少し大きな駅まで逆走して、後続の列車に乗り換えることになったのですが、ノロノロ逆走している間に再び次の後続列車に抜かれたようで、結局、私達が乗り換える列車は、当初の一時間半後の列車になりました。そしてやっと、Romontという、普段は特急が止まらない駅に着き、列車を乗り換えることになりました。
Romontの駅は、ホーム長が少し短かったです |
10フランのお詫びチケット |
Romontに臨時停車した後続列車は、プレイルーム無しの列車でした。そこから一時間ほどで、ジュネーブに到着。結局、4時間15分の長旅になってしまいました。
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