2013年8月10日土曜日

ラッパースヴィル観光

この土曜日は、スイスに来てからはじめて、地球の歩き方に載っていない街に、観光に行きました。

場所は、ラッパースヴィル(Rapperswil)というところで、チューリッヒ湖の南東の端にある街。
チューリッヒで配られている日本語のチューリッヒガイドには、「旧市街ラッパースヴィール」と、まるでチューリッヒにある旧市街のような書きぶりなのですが、実際は、中央駅からSバーンのS5、S7、S15で、40分ほどかかる街です。

11時頃到着し、湖畔のほうを歩いてみると、ちょうどこの日は、Seenachtfestというお祭りをやっている日で、屋台があちこちに出ていました(ビールは、ハイネケン一色)
お祭りなので、仮説トイレも設けられているのですが、下のような男性用の仮設トイレというものを、初めてみました。(日本だと、平行に並ぶやつはあったかな)
男性用の仮設トイレ。この時点ではまだ未使用

湖畔をめぐった後、街と湖を見渡せる城壁に登り、湖を見渡しながら、お昼のサンドウィッチを食べました。
旧市街の屋根と、対岸へ続く橋

その後城壁を下りて、バラ園へ。バラ園自体は思ったより広くない場所でしたが、
色とりどりのバラが咲いていて綺麗な場所で、娘の撮影会が始まりました。

そして、チューリッヒ湖にかかる木橋へ。この橋は、中世のヤコブの巡礼者がチューリッヒ湖をわたる際に使っていた橋を再現したものだそうです。かなり長い距離があり、全部渡りきると、湖の中にいるような感じで、気持ちのよさそうな橋でした。(子連れなので、途中で引き返しましたが)
こちらは木橋。手前がラッパースヴィル、奥が対岸

散策を終えた後は、船に乗ってチューリッヒ湖内の島に立ち寄ってから、チューリッヒに帰る予定でしたが、ここで思わぬ誤算が。

船着き場に行こうとすると、午前中にはなかったゲートができてまして、船着き場のあるお祭りのエリアに入るには入場料が必要となっていたのです(後で調べたら、午後3時以降は有料になるとのことでした。)。その値段30フラン。高いです。船に乗りたいだけなのにそこにたどり着けない、という理不尽さ…。

お祭りの案内にチケットのことが書いてあったのはわかっていたのですが、何らかのイベントへの参加料だと思い、まさか街の一画が仕切られて入場料が必要になることや、船着き場にも行けなくなることは、まったく想像しませんでした。仕方なくあきらめて、Sバーンでチューリッヒに帰ることにしました。
スイスのFestは、注意が必要です。

でも、街の雰囲気や城壁からの眺めには、癒されました。次機会があれば、Insel Ufenau(行けなかったチューリッヒ湖の島)には行きたいですね。

そしてこの日は、チューリッヒでも「Street Parade」という音楽祭、ダンス祭みたいなものが開かれていた日でした。これを一目見ようと、中央駅の一つ前で降りたのですが、これもまた大変…
駅を出ると、すでに大勢の若者が街じゅうを騒ぎ回っていて、そして、遠くから見えた湖周辺はすでにたくさんの人だかり。子連れにはかなり危険に思われ、いそいそと退散することにしましたが、トラムもたくさん運休をしていたので、たくさん歩く羽目になりました。

7月のお祭りもそうでしたが、チューリッヒのお祭りは、派手で騒ぎ過ぎで、子連れで楽しめるようなものではなさそうな印象です。

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